ADSL

出典: ASCII.jpデジタル用語辞典

ADSL
ADSL

えーでぃーえすえる 【ADSL】 Asymmetric Digital Subscriber Line、Asymmetric DSL

Asymmetric Digital Subscriber Lineの略。「DSL」と呼ばれる通信規格の1つで、既存のメタルケーブル(一般の電話線)を利用して、数Mbps~数10Mbps単位の高速回線を提供するための技術。DSL規格には、ADSL以外にもSDSLVDSLなどがある。ADSLは「Asymmetric(非対称)」という名前の通り、ユーザー宅から収容局までの「上り速度」と、収容局からユーザー宅までの「下り速度」が異なっているのが特徴だ。本来、音声通信が使用用途である電話のメタルケーブルは、銅線が持つ周波数帯域のごく一部(300Hz~3.4kHz:「POTS(Plain Old Telephone Service)」と呼ぶ)しか使われない。ADSLは、このPOTSを超える高い周波数帯域幅まで利用することで、高速なデータ通信を実現する。日本でサービスが本格的に開始された2000年当初は、25~1104kHzという範囲の周波数帯域を使用し、最大で下り8Mbpsまでのサービスが提供されていた。しかし2004年現在では、使用する帯域を3.75MHzまで広げることで、下り最大40~45Mbpsというさらに高速なサービスも提供されている。

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